【夢日記】ペガサスの翼、うきわもぐら

ペガサスの翼

私は女子小学生で、同じく女子小学生の友達と二人で電車に乗って出かけていた。何か目的があったはずだが、なぜか見知らぬ駅で降りた。

駅を降りてすぐに広大な空き地のようなものがあり、しばらく歩くと2000~3000段はある巨大な階段が訪れた。階段の手前には決して上ってはならぬというような看板があったが、無視して上った。

30分ほど上ったところでペガサスの群れがあらわれ(顔は猫のようだった)、「翼はあるのか、翼がなければこの先は通せない」というようなことを言った。

私たちは落胆しながらも一旦階段を下り、付近の民家を訪ね回った。何軒目かの民家に、羽が生えたスライムがいた。体色は紫で粘度が高く、目や鼻はないが口はあり、「うー」「あー」などの声にならない声を発していた。

友達が「あいつの羽を持っていこう」と言い出し、スライムの羽をもぎ取ろうとした。するとスライムは急に綺麗な言葉で「ペガサスの翼なら渡すので、私から羽を奪わないでくれ」といって、ペガサスの翼を差し出してきた。

友達はそれを受け取って私に渡すと、「もう一人分必要」などと言い、スライムの羽をもぎ取ってしまった。するとスライムは音をたてて蒸発していった。

私はペガサスの翼、友達はスライムの羽を持って再び階段に上ると、今度はペガサス達がやって来ることなく、無事頂上まで行けた。

すると光に包まれて、私はペガサスに、友達はスライムになってしまった。決して上ってはならぬという看板を思い出した。

場面が変わって駅のホーム。ペガサスの私とスライムの友達はそのまま帰りの電車を待っていた。

無事に家に着くと、母は「黙ってペガサスになっちゃって!明日からお洋服どうするの!」などと呑気な心配をしていた。

うきわもぐら

これはちょっと前に見た夢。

近所にうきわもぐらを飼っている家があるという話を聞いた。

うきわもぐらとは、浮き輪をしているモグラであり、浮き輪をしているせいで地面に穴を掘ったり潜ったりすることができないという種類のモグラだ。ちなみに浮き輪は浮き輪に見える体の器官とかではなく、市販のビニール浮き輪である。まだ発見されたばかりの生物で、ペットとしてペットショップなどにはいるもののとても高価だった。

うきわもぐらが大好きだった私は、妹と一緒にそのうきわもぐらを見に行こうという話をして、さっそく見に行った。

そして飼っているという家に行くと、そこには普通のモグラがいた。モグラは我々の視線に気づくと慌てて浮き輪を付けた。