FILCO Majestouch MINILA-R Convertibleを購入しました!

買いました

以前FILCOの公式Twitterアカウントの告知で知って以降、見た目が好きすぎてずっと気になっていた「Majestouch MINILA-R Convertible」というキーボードを購入しました。

じゃーん。

メカニカルのコンパクトキーボード(いわゆる60%キーボード)で、赤軸を買いました。個人的には青軸が好みなのですが、このキーボードは職場で使おうと思って購入したので赤軸を選択しました。フレームは「ASAGI」、日本語配列です。税別15,800円也。

これマジで美しいと思います。デザインも美しいですが、デザインというより機能美のような美しさがあります。素晴らしいです。

見た目

最高です。今まで使用してきたキーボードの中でも、もっとも見栄えが良いと思います。

こう、部屋に置いておけばそれだけでインテリアとして映えると思います。冗談じゃなくてマジでそう思っています。

2層のキーキャップ(Patch Keycap)

まずはここですね。キーキャップが2層になっています。単に色が別れているだけではなく、キートップが物理的に分離できます。

私が購入したモデルでは、キートップはグレー、ベース色は水色になっています。このデザイン性が素晴らしいです。

私にとってキーボードとは、単なる入力デバイスではなくて趣味性のある道具です。なのでこういう細かいデザインが所有欲をくすぐります。

またフレームの色とキーキャップのベースの色が合っているのも素晴らしく、全体的にスタイリッシュで清潔感を感じさせます。常用するデバイスとして清潔感を感じられるというのは素晴らしいと思います。

また、キートップの質感も素晴らしいです。東プレのREALFORCEが、「指が吸い付くようだ」と評されているのをたまに見聞きしますが、この製品もREALFORCEとは違った意味で指が吸い付くようです。感覚的な部分ですが、キートップがしっとりており、手触りがとてもよくてずっと触っていたくなります。

キーピッチも19mmあり、押しにくいということはないと思います。

現在はまだ販売ラインナップにないのですが、せっかくならこのPatch Keycapであることを生かしてカスタマイズのできるキーセットなどがあるといいと思いました。今後の販売戦略に期待です。個人的にはやはりB,O,Y,I,S,Hを他と違うデザインにしたいと思っていますw

Bluetooth/USB有線両対応

Bluetoothは最大4台に接続可能、USB有線接続もできます。

接続方式はキーボード上部の独立したスイッチで切替ができます。こういったマルチペアリング可能なキーボードは多数ありますが、キーの組み合わせではなくて専用ボタンに集約されているのはとてもありがたいですね。個人的には、こういう専用のスイッチなりボタンなりがある製品は好きです。

私の場合はかなり手持ちのデバイスが増えているので、マルチペアリングできるというのはかなりの恩恵を受けられます。

また、USB有線接続時はキーボード本体のType-Aスルーポートを使用できます。

USBはキーボード側がmicro USBです。私は敬虔なType-C信者なのでここがショック…むしろここが一番ショックかもしれません。

ですがまぁ基本的にBluetoothで運用するので気になりません。背面なので視界にも入らないし別に問題ないと思います。

たとえばスマホなど持ち歩くことが前提のデバイスではType-Cであるのはもはや最重要条件みたいなところはありますが(僕の場合はです)、MINILA-Rは持ち歩くにしてもどうせBluetoothで接続するので気になりません。

配列

配列はこんな感じです。(日本語配列)

Majestouch MINILA-R Convertible 日本語配列
image from https://www.diatec.co.jp/

特徴としてはスペースキーの左右のFnキーですね。親指Fnです。アローキーは左右にマッピングされていますが、WASDではなくESDFになっています。個人的にはどっちでも問題ないですが、WASDに慣れている人からするとちょっと不便かもしれません。

日本語配列の場合は底面のDIPスイッチで以下のカスタマイズが可能です。

  1. CapsLockと左Ctrlの入れ換え
  2. CapsLockとEscの表裏を入れ換え
  3. スタンダードモード(変換/無変換)
  4. 右下カーソルキーの表裏を入れ換え
  5. Mac専用モード
  6. 省電力モード オンオフ

入れ替えに対応した交換用のキーも同梱されています。

おまけが素敵

FILCOからの直販限定かつ数量限定ですが、以下のアイテムが付属します。

  1. FILCOロゴ入りサコッシュ
  2. オリジナルふせん
  3. かまぼこ型キーキャップ
  4. リストレスト(ハーフSサイズ)

私は特にサコッシュがお気に入りです。FILCOのロゴってシンプルなのですがとても良いデザインだと思います。

FILCOロゴ入りサコッシュ
image from https://www.diatec.co.jp/

私は気に入ったメーカー・ブランドのロゴが入っている製品が大好きマンなのでとても嬉しいですね。デザインも、ロゴ以外は白の無地でそこそこ大きなサイズなので普通に使えると思います。

メンテはしにくいかも

キーがきっちり詰まっているので、メンテはちょっとしにくいです。エアダスターのノズルも通らないと思います。

かといって埃が入らないかと言われるとそういうことはないと思うので(実際に確認した訳ではなく経験からの想像です)、ちゃんとメンテしようと思うとキーキャップを外してお掃除、ということになると思います。

FILCOからは馬毛を使ったメンテ用のブラシもあり、そちらも今回購入していますが、それを使えば多少は楽かな?という感じでした。

サイズの割に重い

カタログ上の重量は680gとなっています。ちなみにHHKB Professional Type-Sが520gだそうです。

まぁでも山に持っていく訳でもないですし、個人的には許容範囲な気がします。どちらかというと、机の掃除をするためにちょっとどかしたりする時にちょっと重いと感じるかもしれませんが、私はフルサイズREALFORCEをなんどもどかしたりといったことを経験しているのでもうもはやなんとも思いません。(REALFORCEは1400gくらい)

接続が結構途切れる

Bluetooth接続がかなり頻繁に途切れます。たとえばイラストを描いていて、キーボードをしばらく使用しないでいると途切れているということがあります。

イラスト作業をしていて、レイヤー名を付けるとキーボードが反応しない、ということでもう一度接続ボタンを押すとつながるので改めて入力という事になります。

もしかしたら私の設定ミスかデバイス相性か、私が購入した製品の不良なのかもしれませんが、事象としてはそういったことが発生しています。

まとめ

  • 見た目最高です
  • 打ち心地も快適です
  • 配列は結構慣れがいるかもですが、親指Fnは結構いいです
  • 掃除しにくいかもです
  • Bluetooth切れることがあるかもです

そんなところです。私はかなりこのキーボードに満足しています。

追記

公開から5分も経たずに反応していただいてサポートしていただいたのでFILCOは神。やっぱ大好きですこのブランド。