普段使ってるフリーソフトや拡張機能を紹介すーるぞ!
書いてみます。
私の環境は以下。
Chocolatey
ソフトウェア管理ソフトで、インストール、アップデート、アンインストールなどをコマンドで行えます。Windowsでソフトウェアをインストールする時はインストーラをダウンロードして実行すると思いますが、「次へ」だの「OK」だのを何回もポチポチするのが面倒ですよね。Chocolateyを使えば煩わしい手間を省けます。
知っている人は、brew
とかapt
みたいなことをWindowsでも出来るようになると思っていただければよいと思います。
Chocolatey自体のインストールもPowerShell(管理者権限)のコマンドで行います。
Set-ExecutionPolicy Bypass -Scope Process -Force; [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [System.Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol -bor 3072; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))
詳しくは下記のページをご覧ください。
Chocolatey Software | Installing Chocolatey
choco
コマンドが動けばインストール成功です。
choco list -l
ソフトウェアのインストールは以下のコマンドで行います。
cinst -y [インストールしたいソフトウェアのパッケージ名]
というコマンドを入力するだけで自動でインストールしてくれます。何回もクリックしたりする必要はないです。楽ちん。
パッケージ名はChocolateyのパッケージ一覧より検索・確認ができます。
例えばGoogle Chromeをインストールする場合は
cinst -y googlechrome
みたいな感じですな。あとはネットから勝手にインストーラーだの必要なファイル一式を自動で落としてくれます。
更新する時は
cup -y googlechrome
アンインストールする時は
cuninst googlechrome
でできます。もちろん複数のソフトをまとめてインストールすることも可能です。以下はGoogle ChromeとFirefoxをインストールする例です。
cinst googlechrome firefox
アップデートやアンインストールも同様に可能です。アップデートは以下のコマンドで、Chocolateyを使ってインストールした全てのソフトウェアを一括アップデートできます。
cup -a all
ChocolateyはCUI(コマンドを使って文字で操作する)ので、「黒い画面ってなんとなく怖いしタイピングも自信がないから使えない」という人もいらっしゃるかもしれません。ですが安心してください。GUI(マウスを使ってグラフィカルに操作する)版のChocolateyもちゃんとあります。
Chocolatey GUI
これ自体のインストールはChocolateyでコマンドを実行する必要がありますが、一度インストールしてしまえばOKです。
cinst chocolateygui
Chocolatey GUIではChocolateyでは新しいバージョンが出たソフトウェアは「古い」と表示されます。これを右クリックしてアップデートできるという訳ですね。直感的で使いやすいと思います。
また、Chocolatey GUIからはインストールしているソフトウェアとそのバージョンの設定ファイルを出力できます。新しいPCを買った時などはこのファイルをChocolateyで読込むことで、同じソフトウェアをまとめてインストールできます。これも便利な機能です。
あと、詳しいことはちょっと分からないのですが、CUIからはインストールできないけどGUIからはインストールできる、みたいなことがあるので、CUIでも問題ない人でもGUIを入れておいた方が良いと思います。
gsudo
Linuxにおけるsudo
のように、権限昇格をWindowsで行うツールです。
こちらもChocolateyでインストールできます。
cinst -y gsudo
refreshenv
一度UACのダイアログがポップアップされるので煩わしいといえば煩わしいですが、まぁこれに関しては仕方ないでしょう。
PureRef
画像ビューアで、イラスト制作の時に資料などをずらーっと並べて表示するのに使います。イラストレーターのさいとうなおきさんが動画で紹介されているのを見て、それ以来使っています。
画像検索結果から直接D&D出来るのが便利です。また、作成した資料は名前を付けて保存できるので、ファイル単位でのバックアップなども出来ます。
操作がちょっと独特で慣れていなければ難しいかもしれませんが、結構便利に使えています。
こちらもパッケージ自体はChocolateyにありますが、現在はテストをパスしていないようです。
TClock
Windows10では小さいタスクバーを使っているのですが、標準だと日付が表示されません。
個人的にタスクバーには日付と時間が出ていてほしいので、このソフトを使っています。
表示する日時の形式を自由に設定できます。
こちらもChocolateyでインストールできます。
cinst -y tclock
ConEmu
WindowsのコマンドプロンプトやPowerShellが使いにくいので、こちらのソフトを常用しています。特にコマンドプロンプトは本当にひどくて、/d
をつけなければcd
でもドライブ間移動ができないという大変なバカタレでございます。
ConEmuは複数タブの起動ができるので色々とはかどります。
Chocolateyでインストール可能です。
cinst -y conemu
slack
アプリというよりWebサービスですが、かなり助けられています。素晴らしいですよこれは。
まずはRSSリーダーとしての利用方法ですね。
/feed [RSSのURL]
で登録すれば、サイトの更新を通知してくれるので、これでかなり情報収集が捗っています。
あとはIFTTTとの連携も出来るので、Twitterでboyi.sh
のリンクを含むツイートを自動で収集したりしています。
またGoogleフォームと連携しているので、このブログのコンタクトフォームからメッセージが送られたときにslackに通知したり、Gmailの特定のラベルのメールを全てslackに転送したり…と、もう意味がわかりません。なんだこれ。便利すぎでしょう。
これで無料で利用できますからね。さすがにお布施したくなってくるレベルですよ、本当に。
これもChocolateyでインストールできます。
cinst -y slack
というかWindowsはMicrosoftストアにアプリがあるのでそこからダウンロードもできますね。もちろんiOS/Androidのアプリもあります。
DeepL
翻訳ツール。常駐アプリで、Ctrl
+C
を2回押すとそのまま立ち上がって翻訳してくれます。
人工知能(AI)を活用しており、とても高い精度で翻訳してくれます。
プログラミングをしている時など、英文のドキュメントを読んだりする時はとても役立っています。無料版は有料版よりプライバシー保護の観点で疎いのでそこだけ注意して運用する必要があります。
こちらもChocolateyでインストールすることができます。
cinst -y deepl
Px Downloader
pixivの一括ダウンロード用の拡張機能です。インストールすると、pixivの作品ページにボタンが追加され、一括ダウンロードができるようになります。
ファイル名やフォルダ構成、形式の変換なども行えます。
PureRefはブラウザ上からのD&Dが行えますが、pixivからは上手くできないので導入しました。一度ローカルに保存してPureRefで参照する形を取っています。
pixivの作品は個人利用目的のためにダウンロードする分には問題ありませんが、無断転載・自作発言その他クリエイターへ迷惑をかけるような行為は行わないでください。
uBlackList
これもGoogle Chromeの拡張機能です。あまり見たくないサイトや低品質なサイトなどをブロックし、検索結果に出さないようにできます。
設定はドメインベースでできる他細かく調整でき、インポート/エクスポートにも対応しています。
これも便利で、特にネットサーフィンをよくする人は入れておいて損はないと思います。芸能人の情報をダラダラと並べたような低品質サイトは見つけ次第これにぶち込んでいます。
Stylebot
Google Chromeの拡張機能で、css(Webサイトの見た目)を編集できます。
詳しくはWEB版Twitterのトレンドとかトピックを非表示にするという記事で紹介しています。