【夢日記】好きな女の子と席が近くなる夢、謎解き屋の夢

昨日見た夢と今日見た夢です。

好きな女の子と席が近くなる夢

私は高校生だった。教室は後者の3階。

その日は席替えが合って、私は一番前の席になってしまった。しかし私の一つ後ろが、以前からちょっと気になっていた女子の席になった。可愛いなとは思っていたが、今まで全然話したことがなかった。

席が近くになって話す機会が増え、他愛のない話をするようになった。連絡先も交換したし一対一でメッセージのやりとりや電話をしたり、通話しながらゲームをするような中にもなった。

ある日、何のきっかけか忘れたがその女の子とコーラ10リットル一気飲みをすることになり、先に飲み終えた私は盛大にゲップをしながらその女の子に告白したのだった。結果は覚えていない。

謎解き屋の夢

船に乗っていた。甲板に立っている。甲板には空いているベンチもあるが、もうすぐ目的地なので頑なに座らなかった。この甲板には手すりのようなものがなく、揺れてバランスを崩せば、下手したら海に投げ出されてしまう。ベンチに座っていればそれに掴まったりできるが、それでも荷物などが持っていかれることもある。ついさっきもベンチに座っていた女性が、ポシェットが飛ばされたとかで怒っていた。私はずっと立ったまま、揺れても体重移動だけでなんとか凌いでいた。

やがて「次は〇〇港、降りられる方は準備をお願いします」と案内があった。〇〇港のところはよく聞こえなかったが、そこが目的地だと認識していた。この船はフェリーのような集団が共通の目的地へ行くものではなく、電車のように色んな所から乗ったり下りたりするものだった。

私が船から降りると、急な下り坂が続いている。しかも、途中でほぼ180°の折り返しが何度もある。実はこの場所は夢の中では存在するある有名なアニメの聖地で、この下り坂もまたアニメのOPでヒロインたちが自転車で下っていたところだった。実際に自転車で下るとなるととても怖いと思う。それくらい急な坂だった。

私は徒歩で坂を下ると、何度か折り返した先の細い路地を抜けたところに自転車屋を見つけた。その向かいには肉屋と思しき小さな建物があるが、中に人はいないようすだった。見渡せば他にもいくつか商店のようなものがあるが、人の気配はない。しかし、その自転車屋はしっかり明かりがついていて、人の影が動いているのが確認できた。看板にはペニーファージングのような、前輪がやたら大きい自転車のシルエットが描かれていた。別に用はなかったが、なんとなく入ってみた。

錆びついたドアを空ける。金属が軋み擦れ合う嫌な音がする。中にいたのは若い男性で、『響け!ユーフォニアム』の滝先生にとてもよく似ていた。というか本人だった。

私に気づいた店主は「お客さんですか、珍しい」と声を掛けてきた。私は「色んな自転車があるんですね、どれもかっこいい」と思ってもいないことを言った。すると店主は困ったように笑いながら「うちは自転車屋じゃないですよ」と言ってきた。壁には自転車が所狭しと飾られており、他にもタイヤやサドルなどの部品が陳列されている。なにより店主がまさに今自転車のメンテナンスを行っている最中だった。どう見ても自転車屋だ。

「自転車屋さんじゃないんですか?そしたらここは何のお店なんですか?」と尋ねると、「うちは謎解き屋です。謎を提供して、それを解いてもらうお店です。お代はいただいていないので、試しになにか解いてみますか」と答えた。なんとなく面白そうだと思った私は、無料ということもあり、謎を出してもらうことにした。

すると店主は机に広げられた自転車の部品の数々を乱暴に机から落として片付けると、テーブルクロスを敷いた。そしてその上にバラバラのジグソーパズルを置いたのだった。途轍もない量だった。なんと20万ピースあるらしい。

しかしあいにく夢の中の私はジグソーパズルが得意で、3分ほどでそのジグソーパズルを完成させてしまった。これには店主も驚いていた。完成したパズルは、店主の自撮り写真だった。どんな趣味してるんだ。

完成したパズルを隅々まで見渡すと突然「お願いがあります。一緒に解いてほしい謎があるんです」と言ってきた。そして、おもちゃのような宝箱を差し出した。数字ロック式の南京錠が2つ掛けられている。これは、亡くなった店主の娘さんが遺したもので、南京錠はどちらも同じ数字で開くらしい。ヒントはなしとのことだった。突然の重い話にびっくりしつつも、生前好きだったものとか、そういう情報を店主から聞いた。が、どれも要領を得ないものだった。

仕方がないので私は「000」から「999」まで順番に試すことにした。南京錠もおもちゃのようなものだったから、恐らく思いっきり床に叩きつければ開くのでは?とも思ったが、さすがに父親の目の前で娘の遺品を壊すわけにもいかなかったのだ。

数字は「000」に合わせる。1000通りとはいえ気が遠くなる作業だ。さぁ始めるぞと思って「001」に設定してみる。するとあっけなく南京錠は解けた。もう一つも「001」に渡す。店主はポカーン。私もポカーン。こうもあっけないとは。

宝箱を父親に返すと、父親は宝箱からあるものを取り出して私に見せた。

「すみません、中にまた宝箱があったので、これもお願いします」

父親が見せたのは、先ほどより一回り小さな宝箱だった。ご丁寧にまた南京錠がかけられている。

「もういいわ!」と盛大に突っ込んだ私は店を出ることにした。