【夢日記】空を落ち続ける夢(2022.12.26)

空を落ち続ける夢

空を落ちている。何かに乗っていて落ちたのか自分から飛び出していったのかは分からない。でもあまり恐怖を感じていなかったので、ある程度落ちていることは納得しているのだと思う。しかし理由は分からない。大の字に両手足を広げて落ちている。

私の他にも何人か人が落ちている。楽しそうな人もいれば悲鳴をあげている人もいる。落ちていく速度もバラバラだ。私を追い越して落ちていく人もいれば、私に追い越された人もいる。下を見ても海や陸が全く見えない。ずっと空が続いているようだった。もう1時間も2時間もずっと落ち続けていて、そろそろ飽きたので地上に帰りたいと思った。パラシュートなどをしている訳でもないが、私はなぜかこのまま地面に落ちても傷一つつかず無事に終わるということを確信していた。

それからまたしばらく時間が経った。相変わらず落ち続けているし海も陸も見えてこない。どこまでも空が続いていた。ぼんやりと、もしかしたら落ち続けるバイトか何かをしていたのかもと思ってきた。1日中落ち続けてデータを採取するみたいなバイトだったのかもしれない。それだとまだ何時間も落ち続けることになる。別に怖いとか悲しいとか、そういう感情はなかった。ただ、ずっと同じ姿勢で疲れてきたのと、いつまで経っても代り映えしない景色が堪えた。

ふと落ちていく速度が変わり、先ほどより明らかにゆっくり落ちていくようになった。落ちているというよりフワフワと浮いているような感覚だった。これだと手足は広げなくてもバランスが取れそうだと思い数時間ぶりに曲げてみる。肩を回したり背伸びをするとゴリゴリ、ポキポキと小気味のいい関節の音がする。相変わらず下を見てもずっと空だ。もしかしたら落ちてるんじゃなくて昇ってるのではとさえ思えてきた。あとどれくらいこうしていればいいのかわからないが、やることもないので寝ることにした。

おわり。