自分で考えるのが大事

タイトルのようなことを常々思っているので書いてみます。
いったい何のブログなんだ、ボーイッシュ関係ないじゃんと自分でも思っていますが、レビュー系ってかなりまとまった時間がないと大変なんですよね。難しいものがあります。
時間ができたらもうちょっとボーイッシュ寄りのことを書きたいと思っています。

情報の選択

例えばネットではデマが急速に広がることがあります。悪意を持って間違った情報を流すこともあれば、事実の誤認でつい発信した情報が拡散されてしまうこともありますね。一度広がってしまったデマはなかなか覆らないので深刻な問題になることがあります。

ネットで情報収集する際に注意したいこと というページに良いことが書いてありました。ぜひ一度、上記ページの内容を読んでみてください。

ネット上では自分が見たい情報ばかり見てしまうという事態が生じやすくなっています。

これらはまさにその通りだと感じます。私もそうですが、多くの人は自分が興味のあることへの情報収集には積極的で、それ以外の内容はあまり重要には感じていないと思います。私の場合だと、たとえば技術情報やアニメの情報は積極的に収集していますが、政治や経済には疎く詳しいことは分かりません。そういう、個々人の興味のある情報の幅があるからこそ、インターネットはカオスで面白い一面もあると思います。

たとえばAという製品とBという製品があって、比較のレビューを見る際に製品Aは良い点を、製品Bは悪い点を探してみたりすることってあると思うんです。それ自体は良いか悪いかで言ったら悪いこと寄りな気はしますが、でも人間である以上そういう側面はあると思います。

私たちはおそらく無意識に「自分が信じたい情報を選択的に信じがち」なんだと思います。何故なら、そうすれば頭を使わなくて済むからです。頭を使って考えるというのは、本来すごく大変な作業ですしある程度集中力が必要ですから。

でもその結果、ちょっと考えれば怪しいと思えるような情報をリツイートしたり、悪意のあるタイトルの記事をシェアしているツイートを、URLから内容を確認もしないでリツイートしたりして、見知らぬ誰かを傷つけたり傷つけられたりする訳です。でもこれでいいんだっけ?

自分で考える癖を付ける

普段ゲームとかスマホの話ばっかしてる人がたまに経済の話にく首を突っ込んだりしたところで(私のことです)、何言ってるんだコイツってなりますよね?それだけならまだ無害かもしれませんが、それがどこかのサイトで見聞きした知ったかぶり100%とかの情報を、さも自分で考えたかのように言ってたらめちゃくちゃ寒いじゃないですか。

しかもそういう受け売りの情報って、その考えを支持して表明したり発信したりしたところで誰も結果に対する責任は取ってくれないですからね。だからこそ、自分の頭で考える必要があるんです。できるだけ中立的に多面的に、自分の知識を総動員して客観的にものごとを考えて、自分で結論を出す必要があります。答えを教えてくれる人じゃなくて、自分で答えを出すための情報を提示してくれる人の話を聞くべきだと私は強く思います。

その結果、自分が好きな人と考えが違ったりしてもいいじゃないですか。我々は本質的に違うんですから。100%自分と同じ考えの人間なんて存在しないんですよ。

まあ、ツイッターやネットをしてる時に常に「この情報は正しいのか…?」などと考えるのは大変ですし、個人的にはツイッターはもっとカジュアルな場所にしたいのですが、何か社会問題に関してリツイートしたりするときは、ものごとに対して自分はどう思うかを判断することが大事だとはっきりと思います。

自分の頭で考えるには知識や教養、道徳観や倫理観が大事になってきます。それらの中にはググれば一意に答えが分かるようなこともあれば、そうでないこともあります。ググっても分からないようなことは判断材料を集めたうえで自分の頭で考えなければならないですし、意外と自分で判断しないといけない場面って多かったりするのでしゃないでしょうか。

安直に誰かの考えに便乗するのは楽ですが、もっと頭使った方がいいと思います。

終わり

…ツイッターをしていると上記のようなことを思うことが度々あるのですが、140字では伝わる気がしないので文章にまとめてみました。
ちなみにこの記事は特定の誰かに向けたものではなく、自戒の意味もこめて自分の頭で考えた内容です。