ブログ用のキーボードを選定する
普段の仕事や趣味でコードを書いている時、キーボードはテンキーありのREALFORCEを使用しています。
静電容量無接点は好みが別れるところだと思いますが、私にとってはとても使い勝手がよいです。素晴らしいキーボードだと思います。が、いかんせんテンキーがある分場所を取ります。
コードを書いている時はなんだかんだテンキーも使用することがままあるので良いのですが、ブログを書いてる時は邪魔なんですよね。テンキー使わないのですごく気になります。そこで新しいキーボードを用意しようと考えました。私はキーボードでもなんでも、用途が別れているのであればそれぞれの用途ごとに用意したい派。
ということでキーボードを選定します。
今回のキーボード選定基準
今回のブログ用キーボードに希望するのは以下の点です。
- F1~F12キーまで揃っていること
- Fnキーがなく、Home/End/Delete/PageUp/PageDownなどが独立していること
- 静電容量無接点/メカニカル
- 方向キーがあること
- 剛性がある程度高いこと
- かな無刻印が選べること
- USB無線接続/Bluetooth接続両対応であること
- 交換用キーキャップ(純正)が容易に入手できること
F1~F12キー
これはマジでマストです。F1~F12は物理的にキーが存在していてほしいです。
欲を言うと、F1~F4/F5~F8/F9~F12でグループ化されていて間に隙間があれば嬉しいですが、ここに関しては必須ではないです。
Fnキーがないこと
Fnキー嫌いなんですよね。キーを減らして省スペース化するという設計思想は理解できますが、私は好きになれないです。
まず、キーボードによってFnキーとCtrlキーの位置がバラバラなので腹立たしいです。外側にあるのはCtrlキーだっけ、Fnキーだっけ?とそのキーボードごとに覚えておかなければならないですが、タイピングって完全に感覚・慣れでやっているのでいちいちキーボードによってFnキーとCtrlキー、どっちが外側だったかなど覚えておきたくないです。Homeが「Fn」+「←」とかに割り当てられているのも好きじゃないです(この辺のコンビネーションもキーボードによってバラバラだったりするのでなおさら嫌い)。
私は多少場所を取ることになっても、キーが多くて独立している方が好きです。
静電容量無接点/メカニカル
メンブレンとかパンタグラフはあまり僕には合いませんでした。好みなのは静電容量無接点かメカニカルです。あれ、静電容量無接点ってメカニカルのサブセットなんだっけ?まあいいや、細かいことは…。
方向キーがあること
ブログ記事を書くにあたり直接必要という訳ではないですが、記事を書きながらExcelに要点をまとめたりすることもあるので、Office操作性の面からほしいです。見た目的にもないよりはあった方が見慣れたキーボードからして違和感がないという意味で好きです。
剛性がある程度高いこと
文章を書く時はかなりキーを叩くので剛性は重視します。ブログがは最低2000字を心がけていますが、ローマ字入力なので変換や確定も含めると5000~6000回くらいは叩いているんじゃないでしょうか。コードを書いてる時も叩くっちゃ叩きますが、調べものしたりドキュメント読んだりする時間もあるので、業務時間トータルで均すとそこまでキー叩いてないような気がします。コードを書いている時はピークタイムのタイプ量がすごいという感じがします。
かな無刻印が選べること
ちょっと前まではどうでもよかったのですが、最近はとてもこだわるようになりました。私の場合キーボードにかな印字は不要なんですよね。そもそもタイピングしてる時にキーってほとんど見ることがないですし…。
かな印字がなければ余計な情報もなくてスッキリするので、かな印字が選べるのであれば多少高くなっても私はそちらを選択します。お気に入りのキーボードを眺めてうっとりしたい時(ありますよね?)にかな印字してあるとちょっともやもやしそうです。
余談ですが、iPad用のMagic Keyboardもかな無刻印が選べればよかったと思います。タイプ感は結構好きですがかな無刻印だけどうしても引っかかります。だったらUS配列にしろよと思われるかもしれませんが、普段日本語配列を使っているのでそれはそれで嫌です。
わがままだとは思いますが自分のデバイスに私のわがままを押し付けることが悪いとは思いません。一応、完全無刻印化できるシートみたいなのは商品化されてるみたいですが、別に全部無刻印じゃなくて、かな無刻印でいいんですよね。アルファベットはあっていいのよ…。まぁ検討はするかもしれませんが…。
USB無線接続/Bluetooth接続両対応
有線のメリットも承知していますが、私の場合は有線のメリットよりデメリットの方が大きいです。REALFORCEのように良い製品であればまだいいんですが…。とはいえ、ほとんどその場所から動かさない会社のキーボードと違い、私室の机では頻繁にものを移動させたりするので無線の方が望ましいです。
両対応という点はマストではないですが、基本的にPCにはUSBで接続したく、その気になればBluetoothでスマホでも使えれば良いという感じです。でも最近の製品ならだいたい両対応してる気はしますが…。
交換用キーキャップ
「BOYISH」のキーだけ変えたいです。仕事用のキーボードではさすがにしていませんが…。
候補
上記の点を考慮して、候補を絞り込みました。以下の3つです。
予算はそこまでケチらないつもりでした。
- HHKB Professional HYBRID Type-S
- REALFORCE TKL SA
- Majestouch Convertible 2 Tenkeyless
以下バイアスを盛りに盛りまくった所感。
HHKB
実はHHKBって使ったことないんですよね。IT界隈では何かと話題になる製品ですが、私はこの配列にどうしても抵抗があります。慣れの問題といえばそれまででしょうが、でも慣れの問題と言ってしまえばどんな製品であっても慣れの問題であって、それは製品を選定するという目的と相反していると思います。特に今回はブログを書くにあたり長く使っていきたい製品を選ぶ訳ですから。
で、改めて商品画像を見たところ、やっぱないなーと思いました。省スペースなのはいいのですが、直観的に好きになれそうではないです。もしどこかで安売りされてたら買うかもしれませんが、積極的に買おうとは思えませんでした。あとなんか尊師スタイルがダサいし嫌い…。効率的なのかもしれませんがあれはちょっとキッツいですね。その商品をユーザーがどう使っているかで商品そのものを判断するのは合理的ではないと思いますが、でもなんか尊師スタイルユーザーと同じ製品は嫌だな…と思いました。考え方は人それぞれなので尊師スタイルに誇りを持っている人はどうぞそのまま続けてください。
余談ですが私は買った製品の箱などは部屋に飾っておくのが趣味なのですが、そういう人間なので外箱のデザインも気にするわけです。
で、そういう視点で見るとHHKBの箱はREALFORCEと同じくらい良いデザインだなと思いました。
REALFORCE

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安心と信頼と実績のREALFORCE。そういえばHHKBはREALFORCEの販売元である東プレのOEM供給らしいですね。この記事を書くにあたり調べたのですが、知りませんでした。
少し前から使い始めたのですがこれは本当に素晴らしいです。特段事情がなければ思考停止でこれで良いと思います。
問題は有線だということですね。もう本当に多くのユーザーが言う通り、無線化が待ち望まれます。もっとも、有線であることを考慮しても良い製品です。
で、箱ですよ。もうあるんだよなぁREALFORCEの箱…。被るのはちょっと嫌ですね。せっかく新しく書くのであればコレクションに彩りを増やしたいというか。まぁ今回の候補は全て外箱が黒基調なので彩りも何もないのですがね。REALFORCEのロゴは結構好きなんですが。
Majestouch

¥16,786
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結論から言うと今回買うのはこれにしました。
静電容量無接点にしようという思いは大きかったのですが、まぁメカニカルも好きだしMajestouchは所有していないので買っちゃおう、最悪レビューでもすりゃええやと思いました。おそらく青軸か茶軸にすると思います。私の生活圏では実機を置いている店がないので実際に触ってチェックができないのですがね。というかこのご時世で遠出も憚られますし、店頭の実機も触りたくないのでこれは致し方ないです。
レビューもいくつか見ましたが、割と私の好みとマッチしているような気がしました。
チャタリングも気になりますが、まぁその時はその時で考えましょう。そういう先々に起こりうるリスクを考慮するのは大事なことだとは思いますが、私は割と何かあったらその時考えればいいやと楽観的に考えています。
入れ替え用キーキャップも種類が豊富ですね。大変すばらしいです。
まとめ
Majestouch Convertible 2 Tenkeyless 青軸をポチります。本当にありがとうございました。