【夢日記】のんのんびよりゲーム版の夢

のんのんびよりゲーム版の夢

頭が痛くて横になっていて、うとうとしていた時に見た夢。家に一人でいたが、家族が帰ってきたらしく歩く音が聞こえてきた(このあたりから夢だった)。

家に来たのはTwitterのフォロワーのH氏で、心配で関東からお見舞いに来てくれたそうだ。私は起きてTVを点けると、TVにインストールしたゲームを起動した。

何かやりたいゲームありますか?と聞くと、ちょうどのんのんびよりのゲーム版がリリースされたのでやってみたいとのことだった。プラットフォームもTV版に対応していた。

さっそく検索ボックスから「のんのんびより」と検索すると、次の2タイトルがヒットした。

  • のんのんびより
  • のんのんびより りぞね~と

このうち、後者の「りぞね~と」の方がのんのんびよりのゲーム版で最近リリースされたもので、詳細を見るとキービジュアルもあっと先生の描き下ろしとなっていた。

前者の「のんのんびより」は8bit風のゲームで、内容はあっと先生ののんのんびよりとは似ても似つかないものだった。以前から使われていた名前なので権利関係でも特に問題なく使えているようだった。

せっかくだから、この「のんのんびより」のゲームをやってみることにした。

内容はドラクエのようなRPGだが、まるでゲームの世界に入ったような不思議な没入感があった。しばらく進めると、夏祭りの屋台のような場所に来た。そこは色々な人間でにぎわっていたが、どれも昭和のような一昔前の服装だった。そのうち一人が「いつまでもこんなところにいちゃだめだ、早く帰れ」と言ってきた。私は無視して屋台を楽しんだ。

すると別の男が「いい加減にしろ、見て分からないのか。ここは死後の世界だ。早く帰らないとずっと帰れなくなるぞ」と言い出した。ここの人間は基本的には生きている人間を迷い込ませて仲間にする(死なせる)のが目的だというが、声をかけてきた何人かの男は違うらしい。

なぜそうやって私を助けるのか、目的が違うのではないかと尋ねると、そのうち一人は「おれは地獄倉(じごくら)だ。中学生の時に事故で死んだ地獄倉だ。覚えていないか」と言い出した。確かに中学生の時に同じクラスで地獄倉という者がいた。言われるまでずっと忘れていた。(もちろん現実にはそういった同級生はいなかった)ゲーム内の設定のはずだが、なぜか実際にそういう記憶があった。

地獄倉は熱心に鉄板で焼きそばを作りながら、真顔で「早く帰れ。帰り方は知っているか」などと言い出した。なんだかそれがシュールで噴き出してしまった。調理中の焼きそばに私のツバが入ってしまい、それをすべて買い取れと言い出した。

「それはそれとして」地獄倉は続けた。「もうタイムリミットまで24時間もない。ここは時間の進み方が現世と違う。もたもたしているとあっという間に時間切れになる」と言った。私は軽く礼を言うと、帰り方を聞いた。

現世へ帰るにはダンジョンをクリアしなければならないという。私はダンジョンへ潜ろうと思ったが、H氏が「そろそろ帰ります」と言ったので見送って、私はゲームを終えて「のんのんびより りぞね~と」を始めたのだった。「のんのんびより」内の私は死後の世界に囚われたままだ。