【夢日記】職場でなんやかんやする夢

私は小学生だった。小学生の時の同級生のMの家に何人か集まっている。Mの父親は別の学校で体育教師をしているらしく、ちょっと体育会系というかスポ根というか、そういう人物だった。Mの父親の指導のもとフィットネスをすべくみんなで集まっている。このフィットネス教室のようなものは毎日開催されていて、もう30日も連続で参加している。

フィットネスが終わると父親が車で迎えに来た。そのまま私の職場まで送っていくという(この時点で夢の中の私は、現実の私と同じくらいの年齢になっていた)。そのまま車で向かったのは、長い国道沿いにぽつんと建っているプレハブのような小屋だった。職場はここではないと主張し通り過ぎたが、あとからカーナビで調べるとさっきの小屋が職場らしい。そう言われればそんな気になってくる。「あー、やっぱ今の小屋だったかも」と言うと父親は「だろ?社長の車あったもん」と言った。なぜうちの社長の車を父親が知っているのか。

職場の駐車場に着くと、父親がおもむろにクリームパンを食べ始めた。私は助手席に座ったまま、父親がクリームパンを食べ終わるのをなぜか待っていた。父親が「ちょっとトイレ貸してよ」と言い出した。「いや、無理でしょ。というか入場できんでしょ」と言おうと思ったが、そもそもプレハブ小屋となった職場では入退場の管理をしているのかは分からなかった。

コンコンと窓を叩く音がする。社長だった。車から降りると、同僚のHが職場から出てくるところだった。「今から町中華とスタバに行くけど行く?」と聞いてきたが、生憎私はこれから仕事だ。父親が社長にトイレを貸してくれとせがむが、社長は社員以外は入場できないからと断る。続けて、今から入社するのであれば自由にトイレも使えると言った。父親の採用面接をすることになった。プレハブの中は外見と裏腹にとても広く、体育館くらいの広さの中にチームごとに島ができている。会議室のブースで面接をすることになり私が立ち会った。弊社はITサービス企業で、父親はどちらかというとその対極にある。「得意はフレームワークはありますか?」「コーンフレークはあまり好きじゃないです」といった、何一つかみ合わない面接が始まった。こんなもん即不合格であるはずだが、なぜか1時間ほど面接が続いだ。面接を行っている間にHが帰ってきた。「スタバ閉まってたわ。てか半年くらい前に閉店してるんだった」知るか。

父親の面接が終わる。「今回はご縁がなかったということで…」と不合格が言い渡される。父親は別に入社することが目的ではないので、どうでもよさそうにしていた。「すみません、ちょっとトイレ貸してもらえますか」と父親が言うと、社長は「あぁいいですよ。ちょっと案内してあげて」と私に言った。貸すんかい。私は私で、初めて入る建物だったがなぜかトイレの場所は知っていた。私もついでに用を足した。トイレから出て会議室に戻る途中で、またもやHとすれ違った。さっき退職し、これから帰るところだという。退職理由を問うと「なんとなく」と答えた。

会議室に戻り、社長にHが退職したと言っていたが本当かと問うと「えーそうなの?じゃぁまた採用面接しなきゃなぁ」とボヤいていた。すると、保健所の職員を名乗る人物が数名訪ねてきた。用件を問うと、「食中毒の恐れがあるので検査させてほしい」と言ってきた。うちは食品は取り扱っていないと説明するも、目視でチェックが必要だからと入ってくる。

保健所職員が、社長が普段使っているデスクトップPCを分解し始める。するとその職員が「ほらここ!これですよ!」と私を呼び出した。職員が指さしているのはCPUだった。職員がクーラーを外すと、グリスではなく薄切りの豚肉のようなものが挟んであった。

「これですよ、この豚肉!CPUの熱で焼肉しようと思っていたんでしょ!これ、だめですよ。食中毒の温床ですから」と言った。社長は「え、ダメなの?毎年OKだったよね?」と言った。毎年やるなこんなこと。今年からはNGですと職員が説明すると社長はしぶしぶ肉を除き取り、「ラードならいいよね?」「ラードならいいです」というやり取りを経て、どこから持って来たのかCPUにラードを塗りたくった。グリスを塗れ。

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