【夢日記】のっぺらぼうの夢(2022.12.23)

のっぺらぼうの夢

大きい河の河川敷を歩いていた。太陽が2つ、隣り合ってくっついている。夕日のグラデーションがきれいだった。私は目的地がある訳ではなく散歩してた。

正面から身長3mはあろうかという大男が歩いてきた。男には影がない。なんとなく嫌な予感がした。すれ違いざまに男の顔をチラっと見ると、目・鼻・口がないのっぺらぼうだった。私は驚きつつも、まぁ世界は広いんだしのっぺらぼうの一人や二人はいるよなぁと呑気に考えていた。

完全にすれ違ったあとでのっぺらぼうが「私の顔どうです?」と言ってきた。振り返ってみるとのっぺらぼうも私の方を見ていた。私が特にリアクションをしないでいると「えっ、こわくないの?」と若干驚いた様子で尋ねてきた。どこから声出してるのだろう。私が「怖いっちゃ怖いけどまぁ多様性の時代ですから」みたいなフワフワしたことを言うとのっぺらぼうは自信をなくしたように「そうですか…」とか細く言った。「せっかくなんでツイートしていいですか?」とスマホを撮り出し写真を撮ろうとすると「してもいいけど多分まとめサイトとかに転載されて変な奴に絡まれますよ」と謎の脅しをしてきた。正直のっぺらぼうさんより変な奴に絡まれるのが怖かったのでやめておいた。

おわり。