【夢日記】タクシーで空港に向かう夢、新宿の路地裏ゲーム、テンションが高いモデル

タクシーで空港に向かう夢

私は飛行機に乗って東京へ向かう予定になっていた。その日は普通に仕事をしていて、仕事を終えてから飛行機に乗ることになっていた。

夢の中では実際の職場ではない場所だった。その職場の最寄り駅から空港まではリムジンバスが出ていて、仕事が終わってからそれに乗れば十分間に合うはずだった。

しかしその日は臨時で運休になっているらしかった。駅についてから知った。電車では時間がかかりすぎるし、私には移動手段が残されていない。

仕方がないのでタクシーに乗り、空港に向かうよう依頼した。そしたらその運転手がふざけているのか、次のような意味不明なやり取りをした。

運「空港っていうと、どこかへ行かれるんですか?」
私「はい、東京に行きます」
運「そうですか。私は東京へ行ったことがないですが、この間札幌へ行きましたよ。いいところでした」
私「札幌、いいですね。すみませんちょっと急いでいるので出発してもらえますか?」
運「その前にひとつ。お支払いは現金?カード?」
私「下りる時でいいでしょう?カードです」
運「カードですね。イトーヨーカード。なんつってw」
私「あのちょっといい加減に…」

急いでいるというのに、出発前にこんなやり取りをさせられて私は心底腹が立った。なんとか出発し、無事飛行機には乗れた。

新宿の路地裏ゲーム

上記の夢の続き。

私が機内で雑誌を見ていると、「新宿の路地裏ゲーム」という文言が目に入った。若者の間で流行っているらしい。

ルールは「いかに新宿の路地裏で撮ったっぽい自撮り写真を撮れるか」というものだった。新宿以外のどこで撮ってもよく、見る側に新宿の路地裏で撮ったっぽいと認識させるゲームらしい。

初めは女子大生の間で流行ったらしいがインスタとかで流行って以降プロリーグができ、「ロジウラー」と呼ばれるプロが多数誕生したらしい。全然知らなかった。

ジャッジもライセンスがあるらしく、「10枚の写真のうち9枚は実際に新宿の路地裏で撮った写真なので、残りの1枚を見分ける」などの方法で厳しいスキルチェックが行われているらしい。

夢の中で私が認識していた新宿は、町全体が駅の敷地になっており新宿駅が30kmほどの長さで、中に路地が格子状に伸びている。ちょうど現実の京都市のような感じだった。

だから路地「裏」もなにもないんじゃないかなぁと思っていた。中心部、改札のあたりが放射状に赤いタイルが敷き詰められているということは知っていた。

たまたま機内のTVを見ると、「路地裏ゲーム2020」みたいなテロップがついた番組が放送されていた。路地裏ゲームの番組のようだ。番組の下部には、番組のハッシュタグのツイートが流れるような仕組みになっている。

もう決着がついているらしく、「あにょぽん絶対優勝すると思った」「優勝おめ」などのツイートが流れている。優勝したのはあにょぽんらしい。

ちょうど優勝者インタビューが行われていた。画面に映っていたのは一時期流行っていたのヤマンバギャルのような風貌の少女だった。スポーツメーカーのロゴが多数あしらわれた服を来ている。スポンサーのものだろう。つまり彼女も路地裏ゲームのプロロジウラーだ。

勝因を聴かれたあにょぽんは「まーマジで新宿で撮ったから審査員も見分けがつかなかったんじゃないですか?」と返答した。すると番組の空気が一変。ツイート欄も「不正ワロタ」「そりゃ見分けつかんね」「こいつやったなwww」などのツイートがたくさん流れ始めた。

インタビュアーも困惑した様子だった。あにょぽんはキョトンとした様子だった。しばらくすると花畑の写真の背景に「ただいま映像が乱れております」という文字が表示された画面になり、音声だけが流れていた。あにょぽんが泣いているような音声が聞こえていた。

多分広まっていくうちにローカルルールとかがついていて「新宿で撮ってはいけない」ということを本人も知らなかったと予想するが、プロリーグがあるならルールブック的なのに明記しとけよと思った。というか普通に考えて新宿で撮ったっぽく見せる競技なのに新宿で撮っていい訳ないだろと思った。

テンションが高いモデル

私は何かのテレビ番組のロケスタッフだった。あんまりこういうクルーには詳しくないが、多分下っ端のADみたいなポジションだったと思う。

そのロケは20代後半のショートヘアのモデルが商店街で食リポをするというようなものだった。取材店舗には事前に撮影交渉はしておらず、モデルがリアルタイムで撮影許可を貰うというスタイルだった。

そのモデルはテンションが異様に高く、「はっじま~るよ~ん!」「おいぴー!」などといった奇声を使い分けながら食リポを続けていた。恐らくそういう、ちょっとおバカでテンションが高いキャラとして活動しているのだろう。

ある焼き鳥屋の前に来た我々は、その店を取材することにした。さっそく撮影交渉をするようモデルに指示が出された。焼き鳥屋の店主はガタイがよくタンクトップにスキンヘッドに鉢巻きといういかにも頑固おやじといいた風貌だった。いざモデルが取材交渉すると、案の定「うちは取材は受けてない」と断られる。

そこでモデルが「じゃあ撮影とか抜きにしてー、普通に焼き鳥一本ください」と言って自分の財布をマネージャーから受け取った。すると店主は「うちは焼き鳥は10本からしか売ってねぇんだ」と無愛想に言った。モデルは「じゃー10本」と、最後に「☆」でもついているような口調で言った。

店主が「まいど」といって商品を渡すと、モデルはその場で1本食べた。するとまたもや店主に交渉し始めた。

「あんまり美味しくないけど、美味しい演技はできるので撮影お願いします!」

とか言い出した。私は腹を抱えて笑った。キャラとかじゃなくてマジでおバカなんだと思う。

すると店主の顔が真っ赤になり「帰れ!!」と怒鳴ったので我々は大急ぎて退散した。怖かった。店主が両手にそれぞれ串を逆手に持って追いかけてきたところで目が覚めた。