【夢日記】ジェットコースター新幹線に乗る夢、レンガの町が崩れる夢

余談

なんか最近夢の内容を忘れるまでの時間が速くなった気がします。前は起床後1分くらいは覚えてたのでメモもゆったり取ってたんですが、最近はマジでスピード勝負です。老い、かな…。老いさらばえたくはないものですね。私はいつも枕元にスマホを置いているので、起床後はスマホでメモを取るようにしています。ちなみに使っているツールは専らGoogle Keepです。よろしく。

とりあえず最近見た夢を2本載せます。

ジェットコースター新幹線に乗る夢

私は仕事の用事があって、大阪と東京へ向かうことになった。新幹線のチケットを購入した。格安新幹線と書いてある。やや不安だが指定席であったし、それに乗ることにした。というのも、会社から支給されたのは30万円ほどで、交通費や宿泊費その他に使って余った分は手当として貰っていいというお達しが来ていた。領収書の提出も不要だった。なのでできるだけ安く済ませて現地で遊ぼうと思っていた。

新幹線のホームへ向かう。しばらくすると新幹線が来た。が、何かがおかしい。私の知っている新幹線ではない。というのも、先頭車両が剥き出しになっているのだ。各シートにはジェットコースターみたいに、上からガシャンと降ろすバーのようなものがついている。一人ひとりにあるのではなく、連なったシート単位でバーを下ろすようになっている。

ぞろぞろと下りてくる乗客。その一人はバッチリと化粧をしたギャルだったが、髪がボサボサになっている。あと頬がびよんびよんになっている。ビンタされた瞬間をスーパースローカメラで撮ったら、頬がすごく伸びてたわんでいるようなコマがあるが、ずっとその状態みたいな感じだ。そりゃ300km/hくらいの風をもろに受け続けているのでこうなるのも理解できる。というかそんな風の中よく呼吸できたなこれ…。

乗務員に席を案内された。あんなに乗客がいたのに、今度は格安ゾーンには私だけのようだ。車両独占である。荷物は足でしっかり挟むよう言われた。一人だとバーが上手く固定できないので、両隣にぬいぐるみを置くことになった。なんだかよくわからないウサギとキツネを合体させたような、ピンク色のキモ可愛いキャラクターのぬいぐるみだった。バーが下げられると酸素マスクのようなものを付けられた。あっ、一応酸素マスクがあるのね。何があっても暴れないでくださいと言われた。怖ぇよ。

準備が終わると新幹線が出発した。速度が上がった瞬間、酸素マスクが吹っ飛んだ。私は速攻で失神した。

目が覚めると新大阪についていた。これからホテルへチェックインしその日の仕事は終わりだ。ベッドで横になる。ぐっすり眠れた。

翌朝現地での仕事を済ませ、すぐに東京へ向かった。また例のジェットコースター新幹線がやってきた。乗客はまた私ひとり。昨日と同じキャラクターのぬいぐるみを両隣に置かれ、出発した。速度が上がった瞬間、酸素マスクが吹っ飛んだ。知ってた。今日は失神するまいと耐えたが、あまりにも苦しかったので観念して失神した。

目が覚めると盛岡に着いていた。えっ、盛岡?なんで?と乗務員に確認すると、「あ~すいません、行先間違えちゃいました」と言っていた。あまり詳しくないが、東京経由しないのかよ、と思った。幸いその日は東京へは前乗りするだけなので時間は問題ないが、とはいえ戻る必要がある。東京までの戻りの切符は出してくれるそうだが、盛岡までの運賃は請求された。意味が分からない。いやまぁ私が失神したのが悪いのか…?東京までの戻り用に支給された切符はもちろんジェットコースター席。そこはいい席くれや!と思ったが、他が空いてないらしい。

戻りの新幹線までちょっと時間があるので、せっかくだから盛岡駅周辺を散策することにした。

駅を出ると、すぐ近くに雲梯があった。高さは3mほどで200~300mくらいの長い雲梯だ。しかも真下には泥水の池がある。SASUKEみたいだった。円状になっており、一周するとスタート地点に戻ってくるような形になっている。

こんなもんやる奴いるのかよ…と思ったが、サラリーマンがこぞってジャケットを脱ぎ挑戦している。見れば7、8人くらい並んでいるではないか。並んでいるサラリーマンが「部長!今日こそクリアしちゃってください」「よ~し頑張っちゃうぞ!」などと言っている。そのノリがなんか面白くて見ていた。

参加しているサラリーマンは片っ端から失敗していた。皆で仲良く泥水へダイブ。いい大人が全身泥んこになって汚れているのを見て、なんか子どもの頃に戻ったみたいで楽しそうだった。きっとみんな、そういう理由で参加しているのだろう。あるサラリーマンは8割くらいまで進んだところで力尽きて池に落ちていった。その人はいつも挑戦しているらしく、「あー〇〇さん惜しいなぁ」などとギャラリーが言っていた。

遠くの、人が全然いないエリアの池で何かが動くのが見えた。周りの人に何かが動いたがあれは何かと問うと、「あー、あそこらへんはワニいるんで落ちたら終わりますよ」などと言っていた。マジか。じゃあなんで挑戦するんだよすげぇなと思った。

なんだか冷めた私は踵を返し、東京へ戻る新幹線のホームへと向かった。もちろん乗車して速攻で失神した。

レンガの町が崩れる夢

私は人の言葉を話す猫と一緒に歩いている。猫はうちの愛猫によく似ているが、一回り小さいし色もちょっと黒っぽい。

建物はレンガ造りで、足元はタイルで敷き詰められていて特徴的な模様になっている。点字ブロックの道がいかにも場違いな感じになっているがこれは仕方ないだろう。周りの人たちは外国人のような人が多い。もしかしたらここは日本ではないのかもしれない。

歩いていると、ふと、足元のタイルがぐらつき始めた。地震かと思ったが地震ではないらしい。そもそもこの町は空の上にあるので地震は起きないそうだ。通行人がそう話していた。空の上にレンガの町?と思ったが夢の中なので気にならなかった。

私は通行人の一人を捕まえて、結構ぐらついたが大丈夫か?空の上だというがタイルがすっぽ抜けたりしやしないだろうか?と質問した。しかしぐらつきは結構な頻度で発生すうるものであり、それを見越して町も作られているので問題ないそうだ。

ぐらつきが収まり、またぐらつき…というのを何度か繰り返したあと、今までの何倍も大きなぐらつきが来た。道のタイルに亀裂が入ってパラパラと剥がれてしまっている。ほら言わんこっちゃない!建物も崩壊し始めた。すごい砂煙だ。しかし、点字ブロックの部分はタイルより若干強度が強いようで、ひびが入ってはいるものの連なったそれは剥がれることなく地面についていた。しかし何人かが体重をかけたら崩れてしまいそうではある。

私はとっさに猫だけでも助けようと、点字ブロックの方へ投げやった。反射的に私の腕につかまろうと爪を立てた猫が、私の腕を強くひっかいた。出血はしていないものの白い筋のような痕があり、ああこれはミミズ腫れになるなと呑気に思った。猫は無事点字ブロックに着地した。猫の体重では点字ブロックは崩れないらしい。そのまま空へ吸い込まれていく私をじっと見つめる猫。

そうやって落下していったが、5メートルほど落下したところで尻餅をついた。剥がれていったタイルたちが、元の場所より少し低い高度で再構築されていき、また町になったのだ。上に残っている部分も徐々に下に落ちてきて、それらはまた町を構築していく。魔法のようだった。後になって話を聞くと、こうやって崩れることもあるがすぐに再構築されるらしい。もちろん町の人物や物体には影響はないとのことだった。そんなことができるならそもそも崩れないようにどうにかならんかと思った。腕の傷だけがひりひりと痛かった。