HUAWEI MateView 国内販売!

以前の記事でちょろっと紹介したHUAWEI のMateViewの国内販売が発表されたようです。

HUAWEI MateView|HUAWEI

私がこれに注目したのは3:2という横縦比なんですが、正直今の時点ではあまり魅力を感じなくなっています。

結局3:2というのは電子書籍を読む時に縦置きしたら、紙の比率に近づいて余白が少なくなり没入感が上がる、というメリットがあったのですが、結局電子書籍の漫画を読むのであればiPadで良いし、それ以外の小説などであれば画面のサイズに文字が再配置されるものがほとんどなので私の場合気にならないんですよね。

そして、画面解像度が3840×2560ですが、28.2インチだとドットバイドット(スケーリング100%)で表示するとちょっと視認性が下がると思うので、結局150%とか200%で利用することになります。そうすると広い画面解像度が活かせないんですよね。文字がクッキリするというメリットはありますが、それであれば初めからもう少し小さい4Kモニターを使えば良いと思います。

24インチクラスの4Kモニターは現在は市場にはLGのものしかなく、これはちょっとベゼルも太いので個人的には微妙ですが…。

27インチクラスだとそれなりに選択肢もありますし、価格も安いです。また、VESAマウント規格に対応しているものもあるので、モニターアームの取り付けもできます。

たとえばDELLのU2720Qなんかは、個人的にはかなり素敵な製品だと思いますね。

HUAWEI MateViewも見た目も良く素晴らしい製品とは思うものの、VESAマウント非対応なのと価格が89,800円となかなか高いのが少し気になりますね。というかVESAマウントがないですしピボットも対応していないみたいなので、そもそも縦置きにするにはモニター自体を台座ごと物理的に縦置きするしかないですね。せっかく3:2なのに…無慈悲な仕様です。

ただまぁ個人的には3:2のモニターに市民権を掴んでほしいというのがあるので、MateViewが売れに売れて他社からも出てくれないかなぁ…などと思います。個人的にはEIZO, DELL, LG, BenQ, ASUS, Acerあたりから出てくれたら嬉しいなぁ、と。

で、それよりも私が心惹かれるのが、HUAWEI Display 23.8インチの方ですね。何と言っても見た目が素晴らしいです。

HUAWEI Display 23.8インチ
image from huawei.com

ここまでベゼルが狭いと持つときはちょっと気を使うかもしれませんが、一度設置して頻繁に移動しないのであれば特に問題ないでしょう。23.8インチFHD、リフレッシュレートが75HzでVESAマウンとは100mm×100mmに対応しています。

現時点でフルHDの24インチクラスのモニターを買う予定はないですが、もし機会があれば検討してみようと思います。