『みらいちゃんねる』2巻読了レビュー
『みらいちゃんねる』の2巻(Kindle版)を読了しましたので、1巻に引き続きレビューを書いていこうと思います。
1巻のレビュー記事は「『みらいちゃんねる』1巻読了レビュー」をご覧ください。簡単なあらすじもこちらに記載しています。
みらいちゃんねるは、この第2巻をもって完結しました。
キャラもストーリーも大好きなので残念ですが…。というか私が知ったのは2巻発売の告知きっかけだったのですが…。
素晴らしい作品に賛辞を呈するとともに、レビュー(というか感想)を書いていきます。
なお今回もネタバレを含みますのでご注意ください。
前回、ネタバレに配慮した結果あんまり書きたいことを書けなかったのがちょっと気になっていたので、今回はネタバレに配慮せず書きたいことを書きます。
そういう意味でも未読の方はいっそうご注意を。
表紙
いやぁもうまず一番上の画像を見てください。2巻の表紙なのですが、この画像をきっかけにこの作品への興味がグッと出てきたんですよ。
1巻のレビュー記事でも書いたのですが、左側が男装時の「ミライ」、右側が普段の姿の「未来」ちゃんです。可愛すぎるでしょマジで…。
ご存知の通り私はボーイッシュな女の子がめちゃくちゃに好きなのですが、いや普通に未来ちゃんかわいい…。普通に表紙のイラストの時点で可愛いのですが、未読の方はぜひ読んでみてください。ちょっとした表情とかがいちいち可愛いんです…!
ミライに関しても言うと、まずこの髪型がとても良いですね…。グッドボーイッシュ賞2020余裕でノミネートできます。そしてこの服装、表情、ポーズ、最高すぎます。私の持論として「髪が短い子はパンツが、髪が長い子はスカートが似合う」というものがあるのですが、ミライにはまさにこの説が当てはまりますね。
男装しているので当然といえば当然ですが、すごくボーイッシュです。あのね、満たされていくの。心が。ゆっくりと…。マジで可愛いですし、頻繁に目につく表紙にこんな可愛いボーイッシュ少女がいたらそりゃあテンションも上がりますって。
新キャラ
2巻ではミライが事務所にスカウトされたのをきっかけに、新キャラの行方由紀ちゃんが登場します。
未来ちゃんが好きなとりにくの歌を歌っている子なんですね。
事務所に加入したことで、由紀ちゃんも積極的に登場するようになります。仲良しで賑やかだったミライたちがますます賑やかになります。
特に合宿の話は秀逸ですね。各々の個性がよく出ています。
というか由紀がめちゃくちゃ可愛いんですよ…!由紀自体がミライのファンだということもあるのですが、待ち伏せしてたり、いつも動画で映っているソファにダイブしたりと割と大胆なムーヴをしています。個人的に、こういう好きな物に一直線の活発なキャラはとても好きです。
ライブ
ミライの初ライブが決まります。それと同時に、ミライと由紀が「ユキミライ」というユニットを組むことになりました。
レッスンをしたり映画を見たりデートをしたりしているうちに、あっと言う間にライブ当日に。緊張しているミライが可愛い…。なんだこの生物…。
ユキミライのライブ普通に見てぇ…なんだこの振り付け絶対最高じゃん可愛すぎるじゃん…。
そしてライブ後に明日香がミライに告白します。明日香はもちろん、ミライのことを男性アイドルと思っています。
一方未来は、本当は自分が女の子であることを明日香に伝えるかどうか、お風呂でのぼせてしまうくらい悩んで考えて、結局伝えることに決めます。この決断も誠意があってとても好きです。本当にいい子です。
お姉ちゃんも、未来に嘘をつかせてしまったことを謝りますが、未来は仲間たちと出会うきっかけになったからと笑って受け流します。このやり取りもめちゃくちゃ好きなんですよね。
…と、この続きもとても素敵なお話なのですが、いよいよマジのネタバレになるのでこの辺にしておきます。マジでいい話だ…。
全体を通して
私は完全にミライ&未来推しなので終始注視していましたが、マジで可愛いです。表紙のミライとか最高ですし、衣装交換とかあってもう本当に最高です。
そして何度でも言いますが、とにかくお話がとてもいい。男装アイドルってすげー。めっちゃ可愛いですわ。
キャラクターも可愛いしマジで2巻の続き読みてぇ…。
各方面にぶっ刺さる素敵な作品だと思います!